Pythonスタートブックに沿って勉強してみる - 第2章 プログラムの材料と道具
諸事情によりPythonを触る。
やさしい内容でわかりやすいと評判のPythonスタートブックに沿って学ぶ。
# 私のPCスペック:Windows 7 Professional / 2.30GHz Intel Core i5 / 8GB) ←前エントリではMacだったがWindowsに変更
# 前回のエントリはこちら。
第2章 プログラムの材料と道具
2-1. この章で学ぶこと
ここは前回に習えで目を通すのみ。
第2章ではデータと型、関数、メソッドについて学習すると書いてある。
2-2. 材料の種類とデータ型
ここではPythonにおけるデータ型(本では組み込みデータ型と記載されているがここではシンプルにデータ型とする)の種類とその書き方について触れる。
Pythonでは書き方によってデータ型を定義するので、この項目は大切と思われる。
個人的に特に以下2点は覚える必要があると感じる。
・小数で計算結果を返してほしい時は計算式も少数で記載する必要がある
・文字列とリストの違い
整数
数字をそのまま書く
例: 1, 10, 0, -1
小数
小数点をつけて数字を書く
例: 1.0, 0.000001, -3.15
文字列
引用符(「 ‘ 」(シングルクォーテーション)または「 ” 」(ダブルクォーテーション))で文字を囲む。
※「 ‘ 」(シングルクォーテーション)と「 ” 」(ダブルクォーテーション)はどちらを使用してもOK
例: ‘Apple‘, ‘お腹すいた‘, '4649‘
真偽
正しいか間違っているかの2つ
例: True, False
リスト
「 , 」(カンマ)区切りに並べたデータを「[]」(角括弧)で囲む
例: [1,2,3,4,5], ['Happy','New','Year','2018']
こちらは本にあるデータ型の一覧。
続いて「材料に名前を付ける」というテーマで変数へ数値を代入する。
色々書いてあるが百聞は一見にしかず。
>>> x=3 >>> x 3
と簡単に変数に数値を代入でき、
>>> x+6 9
さらに簡単に変数を使った計算も可能。
とても簡単。
ただし注意点がいくつかある。
注意点1・アルファベット、数字、アンダースコア(_)しか変数にできない
→Python3からは日本語も変数に使用できるようになった
>>> 日本=100 >>> 日本 100
注意点2・変数名は、アルファベットの大文字と小文字が区別される
>>> abc=5 >>> ABC=7 >>> abc 5 >>> ABC 7 >>>
注意点3・数字を変数名の先頭に使うことはできない
>>> abc123=99 >>> abc123 99 >>> 123abc=99 SyntaxError: invalid syntax >>>
続いてはPythonを電卓のように使う。
習うより慣れろだが、ここについては見るだけで十分理解できる。
まず整数(int型)。
>>> 1 1 >>> 3 3 >>> -100 -100 >>> apple = 100 >>> orange = 10 >>> apple * 3 + orange *2 320 >>> orange = 50 >>> apple * 3 + orange *2 400 >>>
次に小数型(float型)。
「12.0」と「12.」が同義である点のみ注意。
>>> 0.5 0.5 >>> -0.5 -0.5 >>> 12.0 12.0 >>> 12. 12.0 >>>
次に文字列(str型)。
引用符で囲んで文字列として表現。
引用符で囲めば数字も文字列として扱える。
>>> '-12.0' '-12.0' >>> 'orange' 'orange' >>>
次に真偽型(bool型)。
条件が成立するときは「True」、成立しないときは「False」。
>>> 1 > 5 False >>> 1 > 0.1 True >>>
次にリスト型。
>>> ['a','b','c'] ['a', 'b', 'c'] >>> abc = ['a','b','c'] >>> abc ['a', 'b', 'c']
リスト型では格納されている一意のデータを取り出せる。
リストの最初に格納されているデータを[0]番目として指定できる。
>>> abc[0] 'a' >>> abc[1] 'b'
また、ここでは演算についても触れられているが、演算については前回のエントリにて触れたのでここでは割愛する。
2-3. 道具としての関数
様々なプログラミングに関する道具(=関数)について触れる。
長さを測る
>>> len('python') 6
この場合における「len('python')」は引数、「6」は戻り値と言われる。
>>> len([1,2,3]) 3
この場合における「len([1,2,3])」は引数、「3」は戻り値と言われる。
その他にも
「データを画面に出力する関数 print」
「整数のリストを作る関数 range」
などの説明があるが、特に注意点は無いので割愛する。
第2章はここまで。